執筆者:BLISS LASH 編集長
協力:秋山 真生恵
エクステをつける時に、
- まつ毛の層を見極めていますか?
- 層の注意点を理解していますか?
今まで多くのアイリストと関わらせてもらう中で、
まつ毛の層を理解して見極められている人は半分以下しかいませんでした。
つまり、
2人に1人はまつ毛の層をしっかり理解できていません。
まつ毛の層を理解して見極めることができないと、
- 仕上がりが綺麗になりにくい
- ばらつきやすい
- 仕上がりが安定しない
- 違うスタッフが担当した時に
仕上がりが変わる - お客様が違和感を感じる
- 前回と同じデザインや仕上がりを再現できない
などのデメリットがあります。
逆に層を見極めることができると、
- 仕上がりが綺麗になる
- ばらつきにくくなる
- 〇〇さんがやると何か違う!と褒められる
- 毎回の仕上がりにばらつきが出ない
- スタッフごとの差も出にくくなる
などのメリットがあるので、
今回の記事で層について解説をしていきます。
そもそも層とは?
人のまつ毛はこのように3~4層に分けることができます。

今回はわかりやすいように
- 上の層(4層目) (眉毛側)
- 真ん中の層(2~3層目)
- 下の層(1層目) (黒目側)
と3つに分けて考えていきます。
そして、お客様に施術をする際は、
- どの層をメインにつけるか?
- どの層はなるべく避けるか?
などをお客様ごとに考える必要があります。
これを考えないで付けてしまうと、
いい結果になりにくくなってしまうので、
- 〇〇なお客様はこの層をメイン
- 〇〇なお客様はこの層を避ける
というポイントを知っておきましょう。
上の層(4層目)(眉毛側)を
・メインにするケース
・避けるケース

もちろんケースバイケースですが、
以下の人は上の層(眉毛側)をメインに装着するケースが多い印象です。
- 下がりまつ毛の方
- 白目にかかるのが気になる方
- 自まつ毛が全体的に短いけど長さが欲しい方
逆に以下のケースでは、
メインに装着するのを避けるケースが多い印象です。
- 瞼が自まつ毛に乗ってしまう方
- ばらつきが気になる方
また、上の層(眉毛側)に装着する時は
以下の内容などに注意します。
- ばらつきやすくなる可能性
- 持ちに影響する可能性
下の層(1層目)(黒目側)を
・メインにするケース
・避けるケース

以下の人は、
下の層(黒目側)をメインに装着するケースが多い印象です。
- 目を開けた時に毛穴が真正面から見える方
- 上がっているまつ毛が好みではない方
- アイライン効果が欲しい方
また、下の層(眉毛側)に装着する時は
以下の内容などに注意します。
- エクステを触りやすいお客様が引っ掛けやすくなる可能性
真ん中の層(2~3層目)を
・メインにするケース

上の層や下の層に当てはまらない人は
真ん中の層をメインにする事が多い印象です。
装着した層は記録する
このお客様は、
どの層をメインに装着をしたか?
記録をしないと、以下のような事が起こります。
- 同じカールや長さでも毎回仕上がりが変わる
- なんか前回と違うと言われる
- スタッフ間で仕上がりに差が出る
- 別のスタッフが再現できない
実際にお客様でも以下のような細かな違いに気が付く人もいますので、注意が必要です。
- 視界の違い
- リフトアップ感の違い
- 微妙な仕上がりの違い
- 扱いやすさの違い
層を学ぶにはどうすればいいか?
現時点で層に特化した講習はほぼありませんが、層を学びたい人が多ければ追加の記事や講習を検討させていただきますので、希望や感想があればLINEに送ってください。
全てに返信はできませんが、目は通させていただきます。
現時点で層を部分的に学べる講習
現在開催中のブリスラップの講習では、
層についても一部学ぶことができます。
長持ちするエクステの新技術に加え、
層やテープワークなど基礎の見直しも講習に含まれていますので、
興味があればこちらのページを読んでください。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございました。
記事に関するご指摘や問い合わせはこちら
こちらのLINEから
- 記事の新着案内
- お得な案内
をさせていただきますので、
まだLINE追加していない人はLINE追加お願いします!
