執筆者:BLISS LASH 編集長
協力:秋山 真生恵
「施術時間が早い人は何が違う?」
「施術時間が早い人は雑?」
現場ではよくある疑問ですが、結論から言うと、
早い=雑ではありません。
むしろ施術が早い人ほど、
技術力・考え方・全体設計がしっかりしているケースも多いです。
今回は、施術が早い人と遅い人の違いについて、
実際の現場の視点から解説していきます。
施術が遅い人の共通点は
「無駄な時間」が多い
施術が遅い原因は、
単純にスピードや技術だけではありません。
よくある原因はこれです。
- 手が止まる時間が多い
- 全体の流れが決まっていない
- 準備が整っていない
例えば、
- エクステを取りに行く
- 道具の位置が決まっていない
- 準備がバラバラ
- 次に何をするかを考えていない
こういった小さなロスが積み重なります。
準備と配置でスピードは大きく変わる
施術が早い人は、事前準備を徹底しています。
- エクステを事前にまとめておく
- すぐ使える位置に配置する
- オフ中に次の準備をする
- 次にやることを常に考えている
こういった工夫で、
手を止める時間を減らしています。
施術が早い人がやっていること
施術が早い人の特徴としてまず挙げられるのが、
流れが完全に決まっていることです。
- これが終わったら次はこれ
- 道具を置く場所が決まっている
- どの順番で進めるか
このように、
無駄なく進める流れや方法が
ルーティーンやパターンとして用意してあります。
1つ1つの作業時間を
全て把握している
施術時間が遅くなりやすい人は、
手が空いている時間が増えやすい傾向があります。
逆に、施術時間が早い人は、
なるべく手が止まる時間がないように、
1つ1つの作業の順番を考えています。
例えばまつ毛パーマの場合、
- 巻き上げにかかる時間
- 薬剤の放置時間
など1つ1つにかかる時間を把握した上で、
- どの順番で進めるか
- どこで次の準備をするか
を考えるイメージです。
手が止まらないように設計されているので、
結果として施術が早くなります。
時間をかける部分と
削る部分を分けている
施術が早い人は、
すべてを早くやろうとしているわけではありません。
むしろ逆で、
- 時間をかけるべきところ
- スピードを上げるべきところ
を明確に分けています。
例えば、
- テープ
- 前処理
など、その後に影響する土台部分になる内容は
しっかり丁寧にやります。
一方で、
- 装着などの単純作業
- 繰り返しの工程
は、効率よく進めます。
つまり、
すべてを早くするわけではありません。
商材もこだわっている
商材でも施術スピードは大きく変わります。
イメージしやすい例を出すと、
自分に合っているタイプのグルーを使うかどうかでも
施術時間は変わるのと同じで、
- 自分の状態を把握して
- それにあった商材を使う
ということが、当たり前ですが大事になります。
カウンセリングでも大きく差が出る
施術時間は、
施術だけで決まるわけではありません。
カウンセリングも差が出やすい部分です。
- 質問の仕方が曖昧
- 話がまとまらない
- 提案に時間がかかる
こういった状態だと、
最初の段階で時間を使いすぎてしまいます。
施術が早い人は、
- YES/NOで答えられる質問を使い分ける
- 提案をすぐ出せる
- 質問にパッと答えられる
- 流れをコントロールできる
という特徴があり、
カウンセリングをスムーズに進めています。
時間配分を把握していますか?
意外と多いのが、
- どこにどれくらい時間がかかっているのか分かっていない
というケースです。
施術はいくつかの工程に分けることができるので、
施術風景の動画を撮って、
どこにどれくらい時間がかかっているかの時間配分を出すことで、
自分はどこにどれくらいの時間が
かかっているのかを把握できます。
時間がかかっている部分がわかれば、
- それを短くする方法を考える
- それを踏まえてやり方や流れを考える
などの対策が考えられます。
エクステを早くつける練習や意識も必須
そもそもですが、
1分間にエクステを何本付けられるかを
把握してない人も多いです。
ざっくりした目安はこちらです。
- 1分で4〜5本 → 早い
- 1分で2本 → 遅い
当たり前ですが、
早く装着する意識がないと早くなりません。
施術中にタイマーを使って
本数ごとのタイムを計測することで、
意識も変わり、改善もしやすくなります。
スピードは「才能」ではなく
「改善できるもの」
施術が遅い人の多くは、
- これ以上早くできないと思っている
- 方法を知らない
という状態です。
でも実際は、
- 自分の施術を見直す
- 時間配分を把握する
- カウンセリングの見直し
- 他の人のやり方を見る
ことで改善できます。
まとめ
施術が早い人と遅い人の違いは、
- 準備や流れの組み立て方
- 早くするためのルーティンやパターンがあるか
- 無駄な時間を減らせているか
- どこにどれだけ時間がかかるか把握しているか
です。
何より重要なのは、
「自分の現状を把握しているかどうか」
です。
もし施術時間に悩んでいるなら、
まずは
- どこに時間がかかっているのか
- どこで手が止まっているのか
を見直すことから始めてみてください。
