TECHNIQUE
下まつ毛エクステを導入するメリットと注意点
下まつ毛エクステは、上まつ毛エクステやまつ毛パーマと比べると、サロンで大きく打ち出されることが少ないメニューです。
メニューには入っていても積極的に提案されていなかったり、そもそも導入していないサロンもあります。
ただ、下まつ毛エクステはうまく活用できると、客単価アップ/他サロンとの差別化/リピートにつながる提案/デザイン提案の幅の拡大につながるメニューです。
下まつ毛エクステは、導入しているだけでは広がりにくい
下まつ毛エクステは「メニューに入れれば自然に予約が入る」タイプのメニューではありません。
新規のお客様が最初から希望して来店するケースはそこまで多くない印象です。
どちらかというと、既存のお客様に対してアイリスト側から提案することで広がっていくメニューです。
下まつ毛エクステのメリット
メリット① 短時間で単価アップにつながる
サロンや本数にもよりますが、15〜30分ほどの施術時間で3,000〜5,000円前後の単価になるケースが多いです。
上まつ毛メニューに追加するオプションとして考えると、比較的短時間で単価を上げやすいメニューです。
ただし、単価を上げるためだけに提案するのは違います。
お客様にとって必要性がある場合は、満足度を高めながら客単価も上げられます。
メリット② 差別化やリピートにつながる
下まつ毛エクステは持続が課題になりやすいメニューです。
「すぐ取れてしまう」「持ちが悪く感じる」というお客様もいます。
逆に言えば、持ちを安定させられれば、それだけでサロンの差別化になります。
「下まつ毛もここなら持ちがいい」と思ってもらえれば、リピートにつながりやすくなります。
メリット③ デザイン提案の幅が広がる
下まつ毛をつけることで、目の縦幅が出る/中顔面が短く見えやすい/小顔に見えやすい/若々しい印象に見えやすい/顔全体のバランスが整いやすい、などの変化があります。
「ただ目を大きく見せるメニュー」ではなく、顔全体の印象を整えるための提案としても使えます。
下まつ毛エクステを提案しやすいお客様
下まつ毛にマスカラを塗っている人/目の縦幅を出したい人/中顔面の長さが気になる人/面長に見えるのが気になる人/涙袋メイクをする人/夏場のマスカラ崩れが気になる人などです。
特に夏は汗で下まつ毛のマスカラがにじみやすいため、提案しやすいタイミングです。
逆に、すすめない方がいいお客様
極度の逆さまつげの人/下まつ毛があまり生えていない人。
極度の逆さまつげの場合、エクステよりも下まつ毛パーマの方が合うケースがあります。
下まつ毛エクステがサロンで広がりにくい理由
理由① 学べる場所が少ない(講習が少なく、サロン内教育でも教わらないままになりがち)。
理由② 技術的に難しいと感じやすい(しみやすい・取れやすい・テープワークが難しいなど)。
理由③ アイリストが良さを理解していないと提案できない。
お客様から自然に希望されることが少ないため、アイリスト側が「どんな人に合うのか」「どんな印象に変わるのか」を理解している必要があります。
ポイントを押さえれば新人でもできる
下まつ毛エクステは経験年数が長くないとできないメニューではありません。
上まつ毛エクステができるアイリストであれば、ポイントをしっかり教わることで習得しやすいメニューです。
目安としては、5人前後の練習でも形になりやすい印象です。
ただし自己流で覚えると、しみやすさや取れやすさでつまずきやすくなるため、最初に正しいポイントを学ぶことが大切です。
ブリスラップ講習では、下まつ毛エクステも学べます
現在開催中のブリスラップ講習では、下まつ毛エクステについても一通り学べる内容になっています。
持ちを良くする考え方、テープワーク、しみにくい施術、提案しやすいお客様の見極め、サロンメニューとしての活用まで理解することで、サロン内で広げやすくなります。